9.アイドルの今(3)

 こんばんは、今回もアイドルの今について書いていこうと思います。

 

 

 

 

 前回は、

グッズのファッション化やオタクのオシャレ化

 

 

 

などについて取り上げていきました。

 

 

 

 

 今回は近年のアイドルに見られる(原点回帰?)

 

 

 

 

 

 

アイドルの匿名性

 

 

 

 

 

について話して行きたいと思います。

 

 

 そもそも

 

現代のアイドルというのは昭和のアイドルからの地続きなのでしょうか?

 

確かに親衛隊からのオタクや、きらびやかな衣装やダンスなどその点については系譜は確かに継いでる他は思いますが、私は一直線の系譜ではないと考えています。

 

 そもそも現代のアイドルというのは、

 AKBによって拓かれたアキバカルチャーの影響を全面に受けているところからスタートしていると思います。

 だからこそ、今の地下アイドルやチェキ、握手会といったものがアイドルのイベントに欠かせないという状況が生まれていると感じています。

 

 

 そのアキバカルチャーというものの特性としてあげられるのは、アキバという土地が本来自分ではないものになれる場所であって、それはいわゆる、互いについて干渉しないという暗黙の了解のもとでそれは成り立っているということです。

 

 つまり、

 

 

 

 

その街全体が名前も、年齢も分からないという中でバーチャルのような匿名性

 

 

 

 

が生まれているのです。

 さらに、そこから生まれたアイドルは昭和アイドルの系譜も織り混ざり、アイドルというジャンルの多様性が今日存在していると考えています。

 

 

 

 

 

 

 前にも触れましたが、アイドルについてはしばしば年齢が話題に上がります。そして彼女たちは、自分の意思とは関係なく卒業していく場合があります。

 

 

 

 

彼女たちには、音楽性や、パフォーマンスの前に数年という限られた年数での活動という新たな制限も掛かってしまうのです。

 

 

 

 

 そんな中近年のアイドルに多いのは、

 

名前も芸名、さらに年齢も不詳

 

にするというシステムです。

 

 

 

 

 これはでんぱ組.incが有名ですね。古川未鈴さんや、夢眠ねむさんなどがこのようなシステムを取り入れています。

 この匿名性こそが、今のアイドルが年齢という枷に縛られることなく純粋にパフォーマンスや歌に目を向けてもらうキッカケになっているのではないかと思うのです。

 

 オタクもその点を気にすることなく応援できるので、アイドルとオタク両面において、アキバカルチャーから始まった匿名性という文化をいわゆる原点回帰のような形で取り入れる事は、

純粋にパフォーマンスを重視しているグループや、何年も活動していくということを考える上では、かなり効果的と言えるのではないでしょうか。

 

 

 今回はここで終わろうと思います。

 アイドルの今についても今回で終わる予定ですが、また追加などがあれば書いていこうかなと思います。

 

 稚拙な考察と文章ですが、お付き合いいただきありがとうございました。